相手の興味を見つけることがコミュニケーション力を身につける第一歩

公開日 : 2020/03/01 | 最終更新日 :
カテゴリ : 仕事・働き方
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人とのコミュニケーションをあまり必要としない仕事を選んだ

ネットでコミュニケーションを取るのが当たり前になっていますが、仕事をする上で人とのコミュニケーションは大切な能力だと思います。

しかし、「おとなしい性格で話が積極的にできない」「年齢差があって話題が合わない」「会話が続かない」など、 コミュニケーションを苦手にしている方は多いと思います。

元々、私は人と話をするのが苦手でした。 人と接することがあまり好きではなかったので、 一人でいることの方が多かったです。

高校・大学でバイトをいくつかやったことがあるのですが、 いずれも倉庫での商品仕分け作業でした。

大学を卒業してから勤めた会社は3社ですが、最初の2社は研究開発をする会社。あまり人と話をしなくても良い仕事です。そういう仕事を選びました。

2社目の会社には2年在籍していましたが、その間に渡した名刺はなんと2枚。 外部の人との接触は、ほとんどありませんでした。

人と接するのが苦手な私が営業系の会社に入社した

人と話をするのが苦手な私が、営業系の会社に入社。今、働いている会社です。

最初は、何を話せば良いのか分からないので困りました。

お客様は、資産を何十億円も持っている資産家のおじいさん。 私とは、倍以上、歳が離れていたので、全く話が合いません。

ご自宅にお伺いして、仕事の連絡事項を話すのがやっと。一方的に私から話す感じです。

仕事の話が一通り終わると、沈黙。 「もっと話さないと」と思えば思うほど、 あせって話せなくなる。 本当に困っていました。間が持たないのです。

定期的に訪問することになっていて、 また、いつものように沈黙の時間が流れていきました。 「どうしよう・・・」 困り果ててしまいました。

今まで5分しか会話が持たなかったのに、1時間以上話すことができるようになった

 
沈黙が続いてしまい、困り果てていた時に、たまたま、庭の植木が目に留まりました。 ご自宅には、立派な植木がたくさんあって、その話をしてみたのです。 と言っても、植木の知識は皆無です。

「ご立派な植木ですね。手入れが大変ではないですか?」 

こんな感じで話を切り出してみました。 これなら、知識がなくても大丈夫です。 すると、沈黙していたお客様は、 堰を切ったように植木のことについて、話し出しました。

植木の知識は皆無なので、相手が話している内容に対して、 途中で適度に相づちを打ちながら、 「○○というのは・・・?」 「なるほど・・・」 「そうなんですね・・・」 と話を続けていきました。

初心者(私)が先生(相手)に教わるような感じです。 今までは5分と持たなかったのに、話は1時間以上続きました。 お客様は、とても楽しそうに話してくれました。

その時、「相手が興味を持っていることを話題にすれば良い」と気がつきました。 初対面の人でも、この方法で話していけば、 話は次第に盛り上がっていきます。

以降、相手が気持ちよく話ができるように、聞き役に徹しました。

自分のことを積極的に話す必要はない

何度も会って、聞き役に徹していると、相手は自分の話を聞いてくれる人と好感を持ってくれます。すると相手は、自分に対して興味を持ってきます。 

そして、相手が自分のことについて質問してきたら、 そこで初めて、自分のことを話していきます。今までの対応で、相手との距離は縮まっていますから、 緊張せずに話ができます。

コミュニケーションと言うと、 自分が積極的に話さなければいけないと思うかもしれませんが、 そんな必要はありません。

相手の興味がありそうなものを見つけて、 それをきっかけにして相手に話してもらえば良いのです。

私は今の会社に入って、おそらく延べ数千人の人たちと話していると思います。 初対面の人でも、職場の人でも、お客様でも、 ほとんどこの方法で、相手との関係を築いています。
 


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